NEWSお知らせ
2024.07.10
お知らせ
《看護学科》地域在宅看護論実習Ⅱ~訪問介護~
地域在宅看護論実習Ⅱで訪問介護の実習を行いました。
頸椎損傷の方の家を訪問し、福祉器具を見せてもらったり体験させてもらいました。
車椅子のままで入れるお風呂やトイレも見せてもらいました。
車椅子で昇降機に乗ってみました。
動きもスムーズで便利だなと思いました。
部屋の中にあるリフトも乗せてもらいました。
脇の下のベルトが当たって痛いということを実感しました。
リフトでの移動はヘルパーさんにセッティングの仕方や声掛けの仕方を教えていただきながら行いました。
金具やバーが当たったり、リフトの高さが低すぎるとベッドの柵に当たって危険なので、いろいろなことに気を付けながら行わなくてはいけないことを学びました。
車椅子からベッドへ自力で移動するやり方も見せていただきました。
身体が柔らかくてびっくりしました。リハビリで毎日背中を押されて柔らかくしていったそうです。
体幹がないので、ずっとバランスボールに乗っているような感じだそうです。車椅子に座るときにも、重心がずれているとバランスを崩して落ちてしまうことも教えてくれました。
在宅でお仕事されているので、グローブをして、ボール型のマウスをコントロールし、指の間に鉛筆をさしてクリックするなど工夫してお仕事する様子も見させていただきました。
最後の質問タイムでは、「外出で困ったことはありますか?」という質問には「バリアフリー化は進んでいると思います。駅から図書館へ行くスロープが長い時は大変ですが、『押しますよ』ではなく、『お手伝いしましょうか?』と聞いてもらえるほうが嬉しいです」と率直にお答えいただきました。
とても貴重な体験となりました。